不動産クラウドファンディングの失敗例4選!投資リスクについても解説

2024年8月21日
不動産クラウドファンディングは、少額から始められる魅力的な投資方法ですがリスクもあります。
本記事では、不動産クラウドファンディングにおける失敗例とリスクについて詳しく解説します。
不動産クラウドファンディングのメリットだけでなく、リスクも十分に理解した上で慎重に投資を行いましょう。
不動産クラウドファンディングの失敗例4つを紹介
期待通りの配当金が入らない
不動産クラウドファンディングでは、期待する配当金が入らないリスクがあります。
配当金は不動産の賃貸収入や売却益から支払われますが、予想通りの収益を得られないこともあるためです。
例えば、投資先が賃貸物件の場合、空室が続くと賃料収入が減少し、その影響で配当金が減少することはイメージしやすいと思います。
投資先の状況によって、配当金が期待通りに入らない可能性を念頭に置いておきましょう。-
元本割れが起こる
不動産クラウドファンディングには、元本割れが起こるリスクがあります。
元本割れとは、投資金額よりも運用終了時の金額が下回る、もしくは戻ってこないことを指します。そもそも、元本保証をうたって投資を促すことは、出資法により禁止されているため、そのようなうたい文句には注意してください。
元本割れの例の一つが、経済状況の悪化により不動産価格が急落し、運営事業者は資産を安く売却せざるを得なくなり、その結果、投資家の元本が減少するケースです。
その他にも不動産市場の変動や自然災害、経済危機などが原因で不動産の価値が下がると、売却価格が購入価格を下回るでしょう。また、不動産の管理コストや修繕費用が予想以上にかかり、収益が減少することも元本割れの要因です。
投資家は、元本保証がないことを理解した上で、慎重に投資を行いましょう。 -
事業者の倒産
不動産クラウドファンディングにおけるリスクの一つに、事業者の倒産があります。
不動産クラウドファンディング事業者が倒産すると、投資家が投資した資金を回収できない可能性が高くなります。不動産クラウドファンディング事業者は、国土交通省の厳しい審査を通過していますが、それでも倒産のリスクはゼロではありません。
投資を始める際には、事業者の経営状況や過去の実績をしっかり確認し、信頼できる事業者を選ぶことが重要です。 -
途中解約ができない
不動産クラウドファンディングでは基本的に途中解約はできません。
不動産クラウドファンディングに投資すると、運用期間が数ヶ月から数年にわたるため、その間に投資資金を引き出すことができません。このため、急な資金需要が発生した際に対応できないリスクがあります。
例えば、急な病気や事故でまとまったお金が必要になった際に、すぐに現金化できないケースです。投資を始める前に自分の資金の流動性についてよく考え、無理のない範囲で投資を行い急な出費に備えておきましょう。
不動産クラウドファンディングで失敗を回避するポイント
事業者をしっかり精査する
不動産クラウドファンディングで成功するためには、信頼できる事業者かを見極めることが必須です。
事業者の過去の実績や運営歴、投資家への対応などを徹底的に調べましょう。
口コミや評判も参考になりますが、公式の情報開示資料や決算報告書などと照らし合わせて矛盾が無いかなどを確認すると良いでしょう。
また、事業者が提供するファンドの内容やリスク説明が明確かどうかも判別ポイントです。
不動産クラウドファンディングの仕組みを理解する
不動産クラウドファンディングの仕組みの理解は、失敗を避けるために非常に重要です。
不動産クラウドファンディングは複数の投資家から資金を集め、その資金で不動産を購入して運用します。
投資家には、運用で得た賃料収入や売却益が分配される仕組みです。
しかし、投資先の不動産が空室であったり、売却価格が下がったりすると、期待通りの収益が得られない可能性があります。
元本保証がないため、リスクを理解し投資を始めることが大切です。
利回りが高すぎる場合、リスクを考えよう
不動産クラウドファンディングでは、高い利回りが魅力的に見えるかもしれませんが、利回りが高い場合には注意が必要です。高リターンをうたっている案件ほどリスクも高い可能性があります。
例えば、物件が需要の少ない地域に位置している場合、賃貸需要が低いため空室リスクが高まります。このような地域では賃料収入が安定しないことが多く、結果的に投資のリスクが高まります。
また、高利回りを達成するために運用計画が過度に楽観的である場合、予想通りの収益を上げることが難しくなる可能性もあるでしょう。
このような案件に投資する前には、リスク要因を十分に理解し、事業者がどのようなリスク対策を講じているかを確認することが重要です。
リスクとリターンのバランスを考えた上で、慎重に投資判断を行うようにしましょう。
Myファンドクラウドファンディングとは
Myファンドクラウドファンディングは、不動産特定共同事業法に基づく電子取引認可を受けた不動産ファンドです。
不動産の選定・取得・運用・売却は全て不動産のプロである株式会社Myアセットが行います。
Myファンド クラウドファンディングの特徴は以下3点です。
- 1口1万円から不動産投資(まとまった資金不要)
- 不動産投資の知識不要
- 不動産管理の手間不要
現在運用中のクラウドファンディングについては、下のボタンからご確認ください。
まとめ
不動産クラウドファンディングには、多くの魅力がある一方で、リスクも伴います。
本記事では、失敗例とその回避ポイントについて詳しく解説しました。
以下に要点をまとめます。
- 配当金が入らないリスク: 予想通りの収益を得られない可能性があります。
- 元本割れが起こるリスク: 不動産価値の下落や管理コストの増加により元本が減少することがあります。
- 事業者の倒産リスク: 信頼できる事業者を選ぶことが重要です。
- 途中解約ができないリスク: 投資資金が長期間拘束されるため、流動性に注意が必要です。
これらのリスクを理解して適切な対策を講じることで、不動産クラウドファンディングの失敗を回避しやすくなります。
投資の前には、しっかりとした情報収集と計画を立てて堅実な投資を心掛けましょう。